書籍紹介
弊社 代表取締役社長兼CEO 吉田文紀の著書『1/30000の奇跡 空白の治療領域に挑む創薬ベンチャー』が、2025年8月25日に幻冬舎から出版されました。先着300名の方に謹呈いたします。
医療の世界には未だに多くの「空白の治療領域」が存在します。そこには、治療技術の進歩や治療薬の開発から取り残された多くの希少疾患の患者たちが救いの手を待ち望んでいます。その空白を埋めようと決意し、吉田は大手グローバル製薬企業のトップの座をなげうってシンバイオ製薬を立ち上げました。リスクが大きく多くの製薬会社が手を出そうとしない前人未到の「空白の治療領域」への挑戦は、当初の予想をはるかに上回る困難なものでした。しかし、それを乗り越えるための施策を打ち続けて難関を乗り越え、創業当時の夢であったグローバル事業の展開がいまや現実のものとなりつつあります。
抗がん剤「トレアキシン」導入後わずか5年というスピードで新薬の承認を取得し、その後、適用拡大を続けて2021年度に自社販売体制を完備し、新薬の製品売上100億円を上げて事業黒字化を達成。さらに現在は、画期的な新薬「ブリンシドフォビル」の開発に、世界最高レベルの研究機関を巻き込んで取り組んでいます。広域スペクトルと高い抗ウイルス活性、それに加え、抗がん活性をも併せ持つこのゲームチェンジャーのポテンシャルを秘めたブリンシドフォビルの力には計り知れないものがあります。対象疾患として、まずは造血幹細胞移植後のアデノウイルス感染症をはじめとするウイルス感染症と血液・固形がんを対象に事業展開を進め、さらには高齢化社会において問題化が予想されるウイルス感染に起因する脳神経変性疾患という3つの治療領域に経営資源を集中し、2030年に向けてグローバルスペシャリティファーマの創生を目指しています。
成功確率3万分の1とされる新薬の開発事業に取り組み、いかにしてその奇跡はなされるのか。また、多くのベンチャー企業が道半ばにして“死の谷”に消えていくなかで、なぜゼロから起業した事業を20年にわたって成長させ、いま第二の創業へと、グローバルの事業展開への道を歩むことができたのか。人と人との出会いの「縁」を大事にしながら、その事業の根底をなす「勝利の方程式」を実行してきた足跡と、そこを貫く「こころざし」がもつプラクティカルな力が語られます。
ゼロからの起業、そして、グローバルスペシャリティファーマへの第二の創業。このダイナミズムは、創業理念として掲げた事業モデルを確かなものにする“シンバイオのマジックフォーミュラ”のなせるわざといえます。
本書によりシンバイオ製薬の成り立ちとその経営手法を知ることは、多くの創薬ビジネスのヒントとなるとともに、日本の未来につながるさまざまなスタートアップの発展と成功の糧となることでしょう。
【書籍概要】
- タイトル:
- 1/30000の奇跡
空白の治療領域に挑む創薬ベンチャー - 著 書:
- シンバイオ製薬株式会社 代表取締役社長兼CEO 吉田文紀
- 発 行:
- 幻冬舎メディアコンサルティング
- 価 格:
- 1,600円+税
- 第1章 希少疾患に苦しむ患者を誰が救うのか
- 第2章 強い“こころざし”なくして患者は救えない
- 第3章 希少疾患へのアプローチで気づいた事業拡大の可能性
- 第4章 すべては世界中の希少疾患と闘う患者を救うため
- 第5章 創業から変わらぬ新薬への想い
弊社代表取締役社長兼CEO 吉田文紀の著書「人と社会を幸せにする仕事」が2014年2月13日に幻冬舎より刊行されました。
吉田は患者数が少ない、採算が取りにくいなどの理由で、大手製薬会社が新薬の開発を避けてきた「空白の治療領域」に挑み、苦しんでいる患者さんに1日でも早く新薬を届けたいという強い「志」を原動力に、ゼロから製薬会社を起業しました。
本書には、2005年のシンバイオ製薬創業から現在までの軌跡をたどり、ゼロからの起業を通して経験した多くの喜びや学び、そして新たな経営の考え方やビジネスモデルの構築など、これからの社会に求められる企業のあり方が綴られています。
現在、企業経営の最前線にいらっしゃる方々のみならず、これから起業を目指す方々 にも是非お読みいただきたい1冊です。
【書籍概要】
- タイトル:
- 人と社会を幸せにする仕事
新薬開発で「空白の治療領域」に挑むバイオベンチャーの経営 - 著 書:
- シンバイオ製薬株式会社 代表取締役社長兼CEO 吉田文紀
- 発 行:
- 幻冬舎
- 価 格:
- 1,200円+税
それはすべて「志」からはじまった
- 第1章 2万分の1の成功率に賭けた企業
- 第2章 「苦しんでいる人を救いたい」という強い思いが原点
- 第3章 「志」を貫けばハイリスクを打破し、ハイリターンを獲得できる
- 第4章 独自の事業モデルで「空白の治療領域」に挑む
- 第5章 人と社会を幸せにする「未来企業」を目指して