SAB、シニアアドバイザー

[「共創・共生」の志で結ばれ、世界から超一流の頭脳が集結しています。]

シンバイオ製薬の活動は、最先端の臨床、研究の場と直結しています。世界中から優れた実績と豊富な経験をもつ臨床医・基礎科学者の方々が、創薬研究および新薬開発にアドバイザーとして参画。 私たちの活動は、各領域における最先端の知識を背景にした的確な判断力により支えられています。

[SAB会議]

毎年3回開催される定例SAB会議。
世界中から集まる膨大な新薬候補を基に、医療ニーズの高さや収益性など、リターン・リスクバランスのとれたポートフォリオを、それぞれの専門の立場から意見や提言を交え徹底的に議論した上で、パイプライン戦略を構築するシンバイオ製薬の重要な諮問機関です。

SAB会議の様子

[サイエンティフィック・アドバイザリー・ボード(SAB)]

ジョージ・モースティン George Morstyn

Chair:ジョージ・モースティン George Morstyn

「医療の進歩による利益は難病の患者さんこそ享受すべきものです。それを実現するシンバイオの新薬開発を支援します。」

前アムジェン上級副社長グロ-バルデベロップメント 兼 CMO
臨床試験および承認申請の担当役員として、製薬業界やFDAとのパイプ役を果たす

前アムジェン上級副社長グローバルデベロップメント兼CMO。臨床試験および承認申請の担当役員として、製薬業界やFDAとのパイプ役を果たす。優れた腫瘍遺伝子学者であるモースティンは、造血成長因子の臨床試験の先駆者であった。アムジェン在職中に承認・上市に至った医薬品は5品目。現在、G & R Morstyn Pty Ltd. の最高経営責任者であり、GBS Venture Capital firm (Chairman), Pio Therapeutics (Chair), Victorian Comprehensive Cancer Centre (Deputy Chairman), Co-operative Research Centre for Cancer Therapeutics, Therapeutic Innovation AustraliaなどのDirectorを兼務。2013年10月ATSE (The Australian Academy of Technological Sciences and Engineering)のフェローに選出。

ロバート・ルイス Robert Lewis

ロバート・ルイス Robert Lewis

「難病に苦しむ人々への貢献というユニークな患者指向のビジョンを共有し、シンバイオを強力にサポートしてゆきます。」

前アベンティス上級副社長 兼 ブリッジウオーター研究所最高責任者
シンテックス、アベンティスなどの米大手製薬会社で、研究部門の責任者を歴任。

専門医として米国空軍に勤務後、ハーバード大学医学部に準教授として復学し、以後10年超にわたってマスト細胞や脂肪酸について研究。1986年に基礎研究の担当者としてシンテックスに入社後、探索研究の責任者に昇格。1995年にシンテックスが買収されたのを機に、セル・セラピューティクスにCSOとして転職。この間にT細胞分化の遺伝子発現についても研究。2000年にアベンティスに入社し、研究部門の責任者として、免疫の研究をゼロから立ち上げる。

堀田 知光 Tomomitsu Hotta

堀田 知光 Tomomitsu Hotta

「SymBioの新しいチャレンジで、革新的な医薬品の開発が更に進歩すると確信しています。」

公益財団法人がん研究振興財団 理事長
国立がん研究センター 名誉総長
国立病院機構 名古屋医療センター 名誉院長

2012-16年、国立がん研究センター 理事長歴任。2006-12年、国立病院機構名古屋医療センター院長歴任。2002年に 東海大学医学部長に就任後、再生医学センター長を兼務、2004年より総合医学研究所長を兼務。日本臨床腫瘍学会(第3回)で会長を務めたほか、日本血液学会で理事を務める。1999年から2005年までJCOGリンパ腫グループ代表者。

小川 一誠 Makoto Ogawa

小川 一誠 Makoto Ogawa

「稀少癌への新薬開発は困難が伴うもの。シンバイオがこの分野の新薬開発に貢献することを支援してゆきます。」

愛知県がんセンター 名誉総長

愛知県がんセンター(内科)に勤務し、途中、米スローン・ケタリング記念がんセンターに留学後、1968年に医長に就任。1977年に財団法人癌研究会に癌化学療法センター臨床部長として転出、付属病院化学療法科副部長(後に部長)を兼務。1991年には付属病院副院長に就任。1992年に愛知県がんセンターに復帰し、病院長、総長などを歴任。 1984年から 1996年まで日本学術振興会による日米がん研究協力事業治療部門のコーデイネーターを務める。

中畑 龍俊 Tatsutoshi Nakahata

中畑 龍俊 Tatsutoshi Nakahata

「「共創・共生」の理念に賛同いたします。大手企業が開発しない難病のオーファン疾患に対する新しい治療法をともに開発していきたいと思います。」

京都大学名誉教授
公益財団法人実験動物中央研究所 理事

信州大学医学部小児科に勤務し、途中、米サウスカロライナ医科大学血液内科に留学した後、1991年に助教授に就任。1993年に東京大学医科学研究所教授(癌病態学研究部)として転出。付属病院輸血部長、小児細胞移植科長などを兼務。1999年に京都大学大学院医学研究科発達小児科学教授(医学部小児科教授)として移動。2010年京都大学iPS細胞研究所副所長、特定拠点教授に就任、日本造血細胞移植学会、日本小児血液学会で会長を務めたほか、日本小児科学会、日本炎症・再生医学会、日本血液学会、日本再生医療学会、日本産婦人科・新生児血液学会、日本組織工学会、日本自己血輸血学会などで理事を務める。第71回日本血液学会総会会長。2022年より現職。

須田 年生 Toshio Suda

須田 年生 Toshio Suda

「市場原理万能の世に、医療の原点に立とうとする理念に共鳴し、協力しようと考えています。」

国立大学法人熊本大学国際先端医学研究機構 卓越教授
シンガポール国立大学がん研究所 教授

神奈川県立こども医療センター、自冶医科大学に勤務、途中、米サウスカロライナ医科大学内科に留学後、1984年自冶医科大学(血液医学研究施設造血発生部門)講師、1991年助教授。1992年熊本大学医学部遺伝発生医学研究施設・分化制御部門教授。2000年より発生医学研究センター長兼器官形成部門造血発生分野教授。2002年慶應義塾大学医学部発生分化生物学講座教授。2014年8月よりシンガポール国立大学がん研究所教授。2015年4月より熊本大学国際先端医学研究機構長兼卓越教授。1991年、2004年にベルツ賞受賞。日本医療研究開発機構(AMED)プログラムオフィサー。文部科学省生命倫理・安全部会主査。Blood, J Exp Med: Editorial Board。第70回日本血液学会総会会長。

竹内 勤 Tsutomu Takeuchi

竹内 勤 Tsutomu Takeuchi

「シンバイオは独創的な発想から生まれたユニークな創薬企業です。患者さんの夢を実現する大きな成果に期待します。」

慶応義塾大学名誉教授
埼玉医科大学学長

慶應義塾大学病院に勤務しながら、慶應義塾大学医学部にて研究を継続し、途中、米ダナ・ファーバー癌研究所に留学した後、1986年に埼玉医科大学医学部に助手として転出。1989年助教授、1998年教授。2004年には副学長に就任、2009年慶應義塾大学(医学部)教授、2013年に慶應義塾大学病院病院長に就任。2022年には埼玉医科大学副学長に就任。2023年より現職。

平家 俊男 Toshio Heike

平家 俊男 Toshio Heike

「シンバイオの共創・共生の志に共鳴し、数々の難病をもつ患者さんに福音をもたらせるよう、取り組んでいきます。」

京都大学名誉教授
兵庫県立尼崎総合医療センター・院長

京都大学医学部付属病院、米DNAX研究所を経た後、1995年に東京大学医科学研究 所(幹細胞シグナル分子制御研究部)に客員助教授として転出。2000年京都大学 大学院(医学研究科発達小児科学)助教授。2010年京都大学大学院(医学研究科 発生発達医学講座発達小児科学)教授。免疫アレルギー血液疾患に対する診療、 研究に従事。先天性免疫不全症に対する造血幹細胞移植を契機に、血液細胞のシ グナル研究、造血幹細胞を主とした幹細胞研究に携わっている。日本小児科学会 代議員、日本炎症再生医学会理事、日本小児アレルギー学会評議員。2017年より 現職。

髙橋 康一 Koichi Takahashi

髙橋 康一 Koichi Takahashi

「空白の治療領域を埋めることで、病に苦しむ全ての患者さんを助けることを目標とするシンバイオの精神を全面的に支援していきます。」

テキサス大学MDアンダーソンがんセンター白血病科、
ゲノム医療科アソシエイト・プロフェッサー

2006年、新潟大学医学部卒。虎の門病院で内科前期研修を行った後、ニューヨークのベスイスラエル病院にて内科レジデントを修了。2014年にテキサス大学MDアンダーソンがんセンターで血液内科・腫瘍内科フェロー修了。米国内科専門医、血液内科専門医、腫瘍内科専門医。癌治療の臨床・医学研究において世界をリードするMDアンダーソンがんセンターで日々、新薬、臨床試験を駆使しながら白血病に苦しむ患者さんを診療している。白血病細胞のゲノム解析を利用して個々の 患者さんに適した個別化医療を行うことを日々研究している。また、前白血病病変を効率的に検出することで、将来白血病を予防可能な疾患とすることを目標としている。

[シニアアドバイザー]

マティアス・J・ルンメル Mathias J. Rummel

マティアス・J・ルンメル Mathias J. Rummel

Justus-Liebig-University
(ユストゥス・リービッヒ大学)血液学および内科腫瘍学外来医長

2002年から2005年までフランクフルトのJ.W.ゲーテ大学にて血液学および内科腫瘍学外来診療部、外来診療医長。2005年には同大学病院で救急入院病棟、救急入院部副医長に就任。2006年10月からはユストゥス・リービッヒ大学の外来、血液学部長を務める。2000年よりBendamustine Hydrochloride、リツキシマブなどの治験に数多く携わっている。米国腫瘍学会、欧州内科腫瘍学会、欧州血液学会、ドイツ血液学および腫瘍学会、南ドイツ血芽球症グループのメンバー。